カミソリ負け対策と薬

顔そり後の赤み、かゆみを避けるためには

顔を抑える女性

 

カミソリでヒゲやムダ毛を処理するなど、自分で顔そりをしたあと、肌が赤くなったり、ヒリヒリとかゆくなったり…。顔そり後の「カミソリ負け」はほとんどの人が経験していますよね。

 

カミソリ負けの原因は、カミソリで毛をカットしていくときに、角質層に細かい傷がつくこと、そしてその傷に雑菌が侵入すること、主にこの二つです。手元が狂ったりして血が出たときはわかりやすいですが、実はカミソリやシェーバーを使うたびに、肌には毎回、傷がついているのです。

 

かゆみ、赤みが常態化している、という方は、それは肌がいつも傷ついているということ。そのままにしておくと肌トラブル、肌質の低下にもつながります。赤み、かゆみが起こらないために気をつけることは……?

 

カミソリ負けしないための4つのポイント

石けんではなく専用のフォーム、ジェルなどを使う

フォームやジェルの役割は、カミソリのすべりを良くしてダメージを抑えることです。石けんの泡はていねいに泡立てても、きめが粗いですから、剃っているうちにどんどん消えてしまい、あまりクッションになってくれません。面倒でも顔そり前に、毎回フォームやジェルを使いましょう。

 

切れ味の良いカミソリを使う

人の体毛は意外と硬いので、鈍くなったカミソリだとある程度力を入れないと毛がきれいに剃れません。それはそのまま肌を傷つけることにつながります。顔そり用のカミソリは頻繁に替えましょう。カミソリ負けしやすい方は、安いものを用意して、1回使い捨て、くらいがちょうどいいかもしれません。

 

カミソリの雑菌に注意

ツルツルした鋼に菌が繁殖する、というのは何となくピンとこないのですが、きれいに手入れをしないとカミソリの刃は雑菌の温床になります。使用後に洗うのはもちろんですが、大切なのは乾燥させておくことです。それでも若干は残りますから、シェービングのあとは殺菌作用のあるローションなどでケアすることも大切です。

 

体調の悪いときは避ける

体調の悪いときは、肌のコンディションも良くありません。皮脂の分泌が低下して肌が傷つきやすくなっていたり、または逆に皮脂分泌が過剰になって雑菌が繁殖しやすくなっていたりと、カミソリ負けを誘発しやすい環境です。こんなコンディションでの顔そりは、やめておきましょう。

 

また、生理のときは、体調不良を感じていなくても、肌のコンディションは低下しています。見落としがちですが、女性の方は気をつけてください。

 

カミソリ負けしたとき、何を塗ったらいいの?

赤くなる、ヒリヒリ痛む、かゆくなる……。カミソリ負けは、不快なだけでなく見た目にもよくありません。顔そりするときに気をつけるのがいちばん大切ですが、でも気をつけていてもなってしまうことだってありますよね。

 

カミソリ負けができたときに効くと口コミで評判の良いクリームを集めてみました。なお、肌に合う合わないは個人差があります。特に、顔に使用する場合は、仕様上の注意をよく読んで、合わないものは使わないでください。

 

オロナインH軟膏 外用軟膏の古典。ほとんどのお宅に置いてあるので今さら感が強いですが、実はかなり評判がいいです。「ひび、あかぎれ、カミソリ負けにも」の宣伝は伊達ではないようですね。オロナインの主成分はクロルヘキシジングルコン酸塩液という消毒殺菌剤です。

 

医療機関でも使われている薬剤のようですよ。他にはラウロマクロゴールと硫酸アルミニウムカリウムという止血剤も添加されています。カミソリ負けは肌についた傷が原因になりますから、対策薬にはぴったりの効能を持っているといえますね。

メンソレータム 薬用メディカルビタミンクリーム 基本的には肌荒れ用の保湿クリームです。主な有効成分は血行や新陳代謝を促進するビタミンB群、Cなどですが、ポイントは添加されているカンフルです。これはいわゆる樟脳(しょうのう)のこと。防虫剤としての用途がよく知られていますが、鎮痛、かゆみどめ、消炎といった外用薬としての効能にもすぐれています。

 

また、ごくわずかですが局所麻酔の作用もあるので、肌の不快感を鎮めたいとき、痛み、かゆみが強いときにはおすすめです。

オードムーゲ 薬用ローション スキンケア、皮脂のふき取りなどに使用できるローションです。殺菌作用のあるイソプロピルメチルフェノール、抗炎症成分のグリチルリチン酸ジカリウムなどが配合されており、傷や赤みをともなうカミソリ負けに有効です。
天然オイル 使用感がソフトなので天然オイルのケアも好まれています。ホホバオイルは殺菌作用があり、また成分が人の皮脂と近いため肌にスムーズになじみます。赤くなっていたり炎症を起こしている場合は、抗炎症作用を持つ、アルガンオイルやオリーブオイルがおすすめです。

 

塗るときには少量をゆっくり伸ばすようにします。肌をこすらないように注意しましょう。